琵琶湖ワカサギ掬い 投網で一網打尽 ポイントを紹介

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アウトドア

氷上穴釣りや屋形船など、貴重な冬の釣りものとして知られるワカサギですが、琵琶湖では限られたシーズンだけ簡単に網で掬う事が出来ます。

この記事では、琵琶湖でのワカサギ掬いのやり方、時期、ポイントや、投網での大量捕獲について紹介します。

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ワカサギ掬いの時期

琵琶湖でのワカサギ掬いが出来るベストシーズンは、毎年1月と2月です。年によって違いがあるみたいですが、大体この辺りが1番よくワカサギが掬える時期になります。

釣りではもっと長い期間釣れますが、産卵のために岸際に集まって来る所を狙うので、その時期を逃すと沖に行ってしまい全く掬えません。1番寒い季節で水を触るので、寒さ対策、防水は完璧にして行きましょう。

ワカサギ掬いのポイント

琵琶湖でのワカサギ掬いが出来る場所は、定説では琵琶湖大橋より北側、北湖エリアの西岸側ですが、僕の経験ではその中でも安曇川より南側でよく掬えている印象です。マキノあたりでも探してみましたが一匹も見つける事ができませんでした。

川を遡って産卵するので、近くに川や水路ある場所で良く掬えます。なので川や水路にも当然いてますが、水深があったり流れがあったり、水草があったりと、網で掬うのはかなり難しいです。

基本的には、波打ち際の浅いところに集まっているワカサギを掬うのが簡単なのでおすすめです。

ワカサギの掬いの時間帯

琵琶湖の波打ち際にワカサギが集まっているのは、夜の間だけです。僕は仕事の都合もあって23時以降に始めていますが、20時くらいから集まってくるようです。

人間も方もこのくらいがピークで、真冬の真夜中の琵琶湖に大勢の人が集まると言う異様な光景が見れます。

そして1時、2時頃には人もいなくなり、ワカサギもかなり少なくなっていくという感じです。

僕は投網を投げる時は人が少なくなってきた遅い時間帯でやっています。

ワカサギの掬い方

まずワカサギの探し方ですが、出来るだけ大光量のライト、出来れば500lm以上の物で波打ち際を照らすと、結構簡単に見分けれると思います。水面が荒れていると見つけにくいので、雨の日や風が強い日は難易度が上がります。両手がフリーになるのでヘッドライトがおすすめです。

波打ち際に集まっているワカサギは、魚とは思えないくらい警戒心が薄いので、後は網で普通に掬えてしまいます。昆虫用ではなく、先端が直線になっている魚用の網を使いましょう。

水の中に少し入って行ったほうが釣果が伸びるので、長めの長靴や、出来ればウェダーを着た方がいいです。

投網でワカサギの捕まえ方

上記のように数匹づつ捕まえていくのも楽しいとは思うのですが、真冬の深夜に何時間も水遊びする程忍耐強くないと言う人には、投網と言う選択肢もあります。

大きな網を水面に向かって投げ、その中のワカサギを一網打尽に捕獲する夢のようなアイテムです。集まっている密度によりますが、一回投げて40匹入ることもあります。僕はほぼ毎回1時間で500匹程捕まえて帰ります。

ただ、投網を投げているとかなり目立つので、法律をちゃんと理解していない輩が文句を言ってくるかもしれないので、対抗策として最低限の漁業権の知識だけは持っておきましょう。

琵琶湖での投網は合法

今回に限らずですが、漁業や狩猟など野生動物を捕まえる記事を書くと必ず批判的な意見が出てきます。このブログでは一応コンプライアンスには気を使っているつもりなので、違法行為を紹介するつもりはありませんが、人がちまちま掬っている前で一気にかっさらって行くのは、やってない側からすると面白くないことかもしれません。

なので僕的には網で掬おうが投網で取ろうが関係ないと思っているのですが、周りの人から突っ込まれた時の対処として、上でも書いたように漁業権の知識は持っておいた方がいいと思うので、紹介します。

滋賀県漁業調整規則第43条で遊漁者(漁師ではない一般人)が出来る漁具、漁法が指定されています。

/遊漁者が利用できる漁具・漁法|滋賀県ホームページ

その中に、たも網とともに投網も書いてあるので、ワカサギ掬いが出来るのなら、投網もOKです。

川や水路については基本的には琵琶湖と同じですが、漁協が管理している釣り場では、禁止されている事もあるようです。

投網の選び方

投網の投げ方といきたいところなのですが、僕みたいな素人よりYouTubeを見てもらった方がいいと思うので、検索してみてください。

このブログではその時に使う投網の選び方を紹介しますが、これがめちゃめちゃ種類があります。

Amazonで投網と検索すると出てくる数千円の物も試しましたが、網目が荒く、構造上網の下からも逃げられるので、値段は安いですがあまりとれないのでやめた方がいいです。

ちゃんとワカサギを捕りたいなら目の細かい物で、一度で沢山取れるようにある程度大きな物がおすすめです。

購入するときは投網のサイズ表記を見ましょう。「21節1200目」などと表記されています。

21節は、5寸(約15cm)の中に、網を伸ばした状態で結び目が21個あるという事で、網目の細かさを表しています。この場合7.5mm角の大きさです。

1200目と言うのは、網の大きさで、1番下の錘がついている部分の一周の網目の数が1200目(約17.1m)あると言う事で、同じ21節どおしなら、大きい方が投げた時の直径も大きくなります。

ワカサギ用としては、網目の細かさが21節くらいがおすすめだと思います。大きさは好みよると思いますが、僕は1200目の物を使っています。最大まで伸ばすと直径5.1mになります。

投網の注意点

ワカサギ掬いと同じように、ワカサギを見つけたらそこに投げればいいのですが、投網が未経験なら、一度明るい場所で練習したほうがいいと思います。YouTubeでは簡単そうに投げているんですが、やってみるとなかなかキレイに広がらないのと、ある程度コントロールできないとワカサギを散らすだけで効率よく捕まえることができません。

投網を打つ場所は、川などの底が濁っていて見えない場所や、水草が生い茂っている場所、大きな岩がある場所で打つと、引っ掛かって回収不能になる事があります。

それと上でも書いたように、他の人が網でワカサギ掬いをしている横で投網を打つと、いい顔はされないと思うので、人が少ない場所や時間帯にした方がトラブルもなくいいと思います。投網なら数が少なくなっても食べるのに困るくらいは取れると思います。

ワカサギ掬い、投網のまとめ

昔は一部のマニアだけが知るワカサギ掬いだったようですが、「釣りよか」の影響かシーズンの土日はかなり大勢の人が夜の琵琶湖でワカサギ掬いをされています。

僕も影響された一人ですが、投網でやると簡単に大量にとれるので、売っているワカサギでは味わえない獲れたての味をたらふく味わうことが出来るので、毎年楽しませてもらっています。

定番の天ぷらもいいですが、臭みが出ていない新鮮な状態なら、シンプルに素焼きが本当においしかったです。

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