カブ110(JA44)にアナログタコメーター取付

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車・バイク

スーパーカブはギアを自分でチェンジしていかなく-てはいけないので、エンジンの回転数というのは運転中常に気になります。

購入から1か月以上我慢して乗ってきましたが、僕の中ではエンジンの付いている物は全て、車から草刈り機までタコメーターを付けたくなります。

と言う事で僕のJA44型スーパーカブ110にタコメーターを装着しました。

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カブにタコメーターは必要か

そもそもスーパーカブと言う、所謂ビジネスバイクにタコメーターが必要なのかと言う事ですが、ビジネスユースとしては全く不要な物なのだと思います。

カブに限らずですが、保安部品として法律で定められているのはスピードメーターだけで、特にカブの様にエンジンの限界まで使い切る様な使い方をしないバイクであればなおさらタコメーターは不要なのでしょう。

しかし、スーパーカブに乗る人は、同程度の金額で買える便利なATのスクーターと言う選択肢を差し置いて、あえてカブに乗っている人が大半なのだとおもいます。

左足のつま先で一思いにチェンジペダルを踏み込み、ガチャコン!とベルトドライブにはない確実なギアの安定感を感じながらアクセルを開ける。すぐに頭打ちになってしまうスパーローギヤードな1速からこれまたローギヤードな2速へとせわしくギアチェンジを行い、相変わらずローギヤードな3速、4速へとシフトアップしていく。たかだか40km/hまで加速する一瞬の間に4回も変速操作を行う事こそがカブの醍醐味なのだと思うので、個人的にはその変速操作をもっと楽しく便利にしてくれるタコメーターは、レジャーでカブを乗っているのであればぜひとも付けたい装備だと思い今回装着しました。

タコメーター本体の取り付け

今回取り付けるタコメーターは、カブっぽさを崩さないようにと思いアナログタイプの物にしました。

上のタコメーターは値段も安くおすすめです。

ただ、デジタル表示の薄く小さいディスプレイと違い、アナログタイプは筐体がかなり大きいです。普通にハンドル周りに取り付けるとタコメーターだけが飛び出した感じになってしまって、個人的にはかっこいいとは思えませんでした。

いろんな場所に当てがって試してみたところ、レッグシールド内側が一番しっくり来たので、多少視認性が落ちそうですが、今回はそこに固定します。

レッグシールドにタコメーターを固定

JA44の場合、レッグシールドの上部が別部品として外れるようになっているので、加工しやすそうなのでこの部分に固定しました。

タコメーター固定金具

固定方法は上画像のように、幅広のステンレス製アングルをホームセンターで調達しました。メーター本体のネジ穴や配線の逃がし部分を穴開け切削加工してから固定します。

メーターステーの固定

メーターステーの固定は、裏側に広めのワッシャーを使って4点ボルト止めしました。レッグシールドの素材は、割れない様にか柔らかい素材で出来ているので、なるべく広い面積で固定しないと、振動でプルプルするかもしれません。

タコメーターの配線

タコメーターの配線の接続は、キーonで+12Vが来る線、アース、エンジン回転のパルス信号線の3本です。それぞれ作業性も考え、なるべく近い場所から取っていきます。

12v電源線の接続

キーonで12Vになる電源線は、レッグシールドを外したところにある透明カバーの配線からとりました。

電源取り出し配線

この中の青黒線がキーonに連動しているので、ここからギボシ端子などで分岐して取り出します。

電源線からギボシ端子で分岐

別でスマホの充電器もここへ接続するため、今回は2つに分岐しました。

タコメーター信号線

回転数のパルス信号の取り出しは、イグニッションコイル1次側の端子から取りました。

イグニッションコイル

イグニッションコイルは、レッグシールドを外して、エンジン上にあります。接続されている緑のカプラーから平端子を使い分岐させました。

アースの接続

アース線は、基本的にはメインフレーム上ならどこでも良いと思いますが、場所的に近いホーン部分から取りました。

ホーン取付部

クワガタ端子が手持ちに無かったので、平端子をフレームとホーンステーの間に挟んで固定します。こちらも、スマホ充電器のために2本に分岐させています。

購入したタコメーターは他にも大量の線がありましたが、気筒数の設定などを遠隔で操作するための物など、普段使いでは不要なので接続しなくても大丈夫です。

タコメーターの装着完了

配線が終わって、取り外した外装パーツなどを取り付けて完成です。

乗車位置からのタコメータ自体の視認性は下の方になるのであまり良くはありませんが、レッグシールド内に収まっているので後付け感はそんなにないです。スッキリとまとまっていると思います。

膝を上げても、タコメーターに当たることもなく、弁当キャリアに大量の荷物を置いても干渉することは無さそうです。

タコメーター取り付けのまとめ

スーパーカブ110(JA44)へのタコメーターの取り付けですが、作業的には、スクーターより外装がシンプルなので取り付けやすかったです。

冒頭にも書きましたが、レジャーでカブを乗るのならばシフトチェンジがもっと楽しくなるタコメーターは装着して損はないと思います。デジタルの薄型もいいですが、やはりアナログのタコメーターが個人的にはおすすめです。

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