人気のタックルボックス、ドカットD-4700に、メイホウのインナーストッカーBM-Lを入れてみました。
フィット感や、他のメイホウ製プラケースの収納具合や、大量の道具をなるべくコンパクトに、使いやすく収納する方法を紹介します。
すぐに取り出せる縦収納が使いやすい
これまで使っていたタックルボックスVW-2070。
この箱の容量が足りなくなってきたので、新しく大きなものに買い替えようと思い、ボート釣り、特にミニボートでの釣りに便利に使える物はどれか色々と考えてみました。
現在の僕の釣りスタイルは、魚種、釣法は全く絞らずに、現地でその時釣れる魚を釣ると言った感じで、胴付、天秤フカセ、浮き流し、サビキ等の餌釣りや、ジグ、エギなどのルアー釣りなど、結構色んな釣りをその場で決めてやっています。
一応メインでやっているのは餌釣りですが、ルアー関係の道具も常に道具箱の中に入っています。ボート釣りは自分一人だけの都合で、その場で何でも決めれてしまうので、色々とやってみたくなるんです。
そんな感じのスタイルでやっているので、必然的に道具箱の中は色んな物が入っていて、今まで使っていたVW-2070では、下の方に入っている物を取り出すのが大変でした。
単純に大きな道具箱にするのもいいのですが、僕の釣りの環境はミニボートです。とにかく狭いので、少しでも足元を広く使えるように不便にならない程度にコンパクトにまとめたい訳です。
なので今回のタックルボックスは「縦収納」がコンセプトです。全ての道具を立てて収納して、すぐに取り出せるようにと思い、タックルボックスを選んでみると、縦収納に必須な高さのある、ドカットかバケットマウスと言う事になりました。
ドカットかバケットマウスか
ドカットとバケットマウスの比較は、結構色んなブログでされていますが、今回はミニボートにはどちらがいいのか、と言う事で選んでみました。
大きさはドカットならD-4700、バケットマウスならBM-7000です。
ロッドホルダーは必要か
まずは一番大きな違い。ロッドホルダーを取り付ける事が出来るかどうかです。
遊漁船などでは、ロッドホルダーの数が限られていたり、釣り座から遠かったりしてタックルボックスにロッドホルダーが付いていると何かと便利な時もあるようですが、ミニボートでは自分の好きな場所に好きなだけロッドホルダーを艤装して取り付けることが出来ます。
僕的にはタックルボックスにロッドホルダーを付けるくらいなら、ボート自体に取り付けた方が断然使いやすいのでおすすめです。
むしろこう言った艤装もボート釣りの楽しみの一つでもあるので、今回はタックルボックスにロッドホルダーは不要と言う結論になりました。
インナーストッカーやプラケースが収納できるか
ロッドホルダーが不要だからと言って、値段的にそれほど差がないドカットとバケットマウス。
さらに、今回の縦収納の要のインナーストッカーや、釣り具の小分け整理用のメイホウ製プラケース等、ここはメーカーを揃えた方がキッチリ収納できるのでは無いかと思い釣具屋で実際に入れて確認してみると、意外にもドカットも問題なく収納できてしまいまいました。
具体的には、ドカットD-4700にインナーストッカーBM-Lと、VS-1200NDDMが縦に3つ隙間無く並びます。
D-4500も試しましたが、こちらは小さい方のインナーストッカーBM-Sも入りませんでした。
バケットマウスの欠点
いろいろ比較してみると、ロッドホルダー以外の機能についてはどちらも甲乙つけ難いくらいに酷似しています。
こうなってくると、バックルが1個で開くバケットマウスが若干有利とかそんなレベルの話で、どっちでもいいと言う結論になりそうですが、ミニボート釣りに使うにはバケットマウスには欠点がありました。
バケットマウスにはロッドホルダーを固定するための大きなでっぱりが両サイドに付いていますが、これが車に積み込む時や、狭いボート内では結構邪魔になります。物が入らないのに左右で15cm程大きくなるので、ロッドホルダーを使わないのであれば、完全に無駄にスペースを占領されるわけです。
僕の使用していたVW-2070もこの出っ張りが気に入らなく、切り取って使っていました。
さらに、釣った魚を締めた時の血やウロコも、この複雑な形状の出っ張りの中に入っていくので、キレイに洗うのが大変です
ミニボートではどれだけ楽に準備片付けが出来るか、と言う事も大切なので、今回は無駄な出っ張りの付いていないドカットD-4700にしました。
ドカットに縦収納
何度も釣具屋に足を運び、寝る間も惜しんで考えた縦収納を実現するために、今回はタックルボックス内の物を一新しました。
それをドカットに入れていきます。
インナーストッカーに縦収納
まずは縦収納の主役、インナーストッカーBM-Lです。
ドカットD-4700に入れてみると、ピッタリと隙間なく入れることが出来ます。ほんの少しですが押し込むくらいのサイズ感です。2個収納する事も出来ました。
本来はジグを立てて収納するように作られているのですが、餌釣りがメインの僕は、ジグの他にも市販の仕掛けや、自作の胴付き仕掛け、ジェット天秤なんかを縦収納しています。
背の高い物は、内皿に当たらないように外側に、低い物は内側に収納しています。
VS-1200NDDMを縦収納
メイホウ(バーサス)のプラケースVS-1200NDDMをインナーストッカーの横に立てて収納します。
このケースは今回の様にタックルボックス内で自立するように足が付いていたり、取り出すときに指を引っ掛ける場所があったりと、縦収納には最適なケースです。
ドカットD-4700には、インナーストッカーを入れた状態で3つ収納する事ができますが、今回は2つ収納します。
一つは、仕掛けを自作する時のハリスや、針、サルカン等を入れるように。
もう一つはあまり使わない様な小物を入れました。
エギケースを縦収納
いちいち中身を入れ替えるのも面倒なので、シーズンではなくてもエギを収納しっぱなしで使っています。
さすがにインナーストッカーに立てる事は出来ないので、ピッタリサイズなエギケースをプラケースの横に立てて収納しました。
このドカットやバケットマウスに丁度いいサイズのエギケースは、釣具屋に行けばたくさんの種類が売られていました。
まとめ
今回は様々な道具を持っていきたいボート釣りに最適な収納ボックスと言う事で、ドカットにインナーストッカーやプラケースを立てて収納していきました。
実際にボートで使ってみましたが、色んな種類の物を収納していても必要な物をすぐに取り出せるので、狭いボートにはとても使いやすかったです。
今回はドカットD-4700を使いましたが、バケットマウスBM-7000でも内寸は殆ど同じなので紹介したケース類は同じように収納することが出来ます。
D-4700、BM-7000には
- インナーストッカーBM-Lは2個収納可能
- プラケースVS-1200NDDMは6個収納可能
- BM-Lを1個と、VS-1200NDDMを3個収納可能
他にも厚みの異なるバーサスのプラケース、3020シリーズもジャストサイズで収納する事が出来るので、使いやすいケースを選んで入れることが出来ます。
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