タントカスタムの純正フォグランプの電球からLEDへの交換の仕方や、LED購入時の注意点などを書いています。
この型のタント(LA600)のフォグはH16型の電球が使われているのですが、消費電力が19wしかなくとにかく暗いです。個人的には実用できるレベルではなく、電球の懐中電灯より暗いと感じました。
あまりの暗さに始めはHIDへの交換を考えていましたが、元々が暗く発熱量が少ない電球を使っているため、ライト本体やレンズがHIDの発熱量に耐えられず溶けてしまうと言う事がネット上で書かれていたため、今回はビビってLEDの物を購入しました。
今回取り付けるLED
何度も言いますがとにかく暗いフォグだったので、ルーメン値が表記してある物の中で購入当時最も明るい1灯3600lmの中国製品をヤフオクから購入しました。
実際には記載通りの明るさではないとは思いますが、純正H16で370lmなので約10倍の明るさという事になります。色温度は3000Kです。
値段は1万円程度でした。
シンプルな付属品
LED本体、ゴムブーツ、配線、オマケでT10のLEDが入っていました。
HIDと違いリレーやら配線やらがないため、取り付けはとても簡単そうです。
しっかりとした作りのLED本体
これまで何個も激安HIDを見てきましたが、それとは全く違う感じです。中国製品によくある、口金とガラス管が斜めに付いているといった事もなく、質感はとても良好でした。
放熱フィンにもガタつきはありませんでした。
車体に取り付け
タントのフォグの交換はバンパーの裏から行います。普通にバンパーを外してもいいのですが、今回はインナーフェンダーをめくり、そこから手を突っ込んで交換しました。
純正電球の取り外し
まずはフォグランプの裏にアクセスするために、前輪ホイールハウス内のインナーフェンダーとバンパーを止めているクリップを外します。
インナーフェンダーとアンダーカバーが一体になっているため、バンパー底のクリップも2つほど外します。
ハンドルを切ってスペースを確保してからフェンダーを引っ張りつつ、フォグランプの電球を取り外します。
新LEDの取り付け
外した時と同じように取り付ければいいのですが、長いLEDだとインナーフェンダーに当たりますので購入時は注意して下さい。今回購入したLEDは配線が押さえつけられている状態になってしまいました。
交換前、交換後の比較
純正のフォグランプ。画像の左側が運転席からで、右が助手席側の外からです。
下が交換後のLEDフォグランプ
比較できるように、同じ露出設定で同じ角度から撮ってみましたが、劇的に明るくなりました。
画像ではわかりにくいんですが、上方への光の散乱も純正と変わらないレベルなので対向車にも迷惑にならないかと思います。HIDではフォグランプがハイビーム状態になっている車をよく見るのですが、LEDだと取り付けた状態で素子が横を向くように作られているので、上下には光が拡散せず左右に広がる様になりました。フォグにLEDを使うと言うのは配光的にもメリットがあるように思います。
以上タントにフォグを取り付ける記事でした。
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