カメラ初心者がRX100M3からα6500に買い替えた感想

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ソニーの高級コンデジRX100M3から、ミラーレスα6500に買い替えました。

コンデジからミラーレスへ買い替えの際の選択の基準について、カメラ初心者的な見方でレビューしています。

 

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買い替えの経緯

まずはまだまだ使えたはずのRX100M3から買い替えた理由についてお話しします。

発売から数年経っているRX100M3ですが、一応現行機種と言う事で新品購入も可能で、性能についても時代遅れなんて事はありません。もちろん最新機種に比べればAF性能だったり、4K動画だったりと見劣りする所もありますが、単純に画質だけをみればRX100M5と大差ないのではないかと思います。

カメラ初心者の僕にはなんの問題もなく、むしろ持て余しているくらいでした。

 

ところが、このデジカメを無くしてしまったのです。と言うか、車の買い替えの際に置きっぱなしにして車と一緒にスクラップになってしまいました。。。と言うのが、とてもしょうもなーい買い替えの1番の理由です。

2番目の理由は、子供が来年から小学校なので運動会を望遠で撮りたいと言う理由。

 

いい機会だったと思うようにしています。

α6500を選んだ理由

買い替えにあたって他の機種、もちろん別メーカーの物も含め、コンデジ、ミラーレス、一眼レフなど比較検討しました。

まずは高画質であること

わざわざお金を出して余計な荷物を携帯するわけなので、スマホと同等の画質では意味がありません。

何よりも優先するべきは必要十分以上の画質で撮れるカメラである事だと思います。

ただ、この必要十分と言うのが難しいところで、人によってはフルサイズが必要な人もいれば、スマホで十分な人など様々です。

僕はRX100と言う、コンデジの中ではかなり良い画質の物を使っていたので、まずはここらへんが基準になり、撮像素子の小さなコンデジは除外しました。

特に僕の中で重要だったのが、高感度でもノイズが少ない事です。家の中で動き回る子供たちを撮影する機会が多いので、シャッタースピードも上がるためISO感度も必然的に高くなってしまいます。高感度でも強いのは、やはりセンサーの大きなカメラです。

α6500はAPS-Cサイズなので、高感度については1インチのRX100よりも良好です。

普段は小さく、必要な時は望遠も

元がコンデジだったので、次はネオ一眼にしようかとも思いましたが、望遠が撮れて、画質のいいセンサーサイズがそこそこ以上の機種となると、小型の一眼レフ程の大きさになってしまいます。そして値段も結構します。

普段のスナップ撮影や旅行などでは、僕の場合望遠が必要と思ったことがないので、カメラ初心者としては用途別に何台もカメラを揃えられないので、ボディーが小さなレンズ交換式となりました。

レンズが交換できるので、普段は小さな標準ズームでコンデジの様にコンパクト。運動会などの望遠が必要と分かっているイベントでは望遠レンズでと、一つのカメラで全て済ますことが出来ます。これは初心者的にはうれしいところです。

上下に動くチルトディスプレイ

 

RX100を購入して、一番便利だったのが可動式のチルトディスプレイです。

スマホで撮影している時は、自然に自分の目線の高さで撮ってしましますが、ディスプレイの角度がすぐに変えられると、子供目線の臨場感?のある写真が撮りやすくなります。

一眼レフではバリアングルディスプレイですが、この場合一度横に開き180度程回さなければならず、格納時も同様なのでチルトディスプレイに比べかなり面倒です。

必要な時にすぐ角度を変えれるチルトディスプレイは、僕的に必須の機能です。

ただ、α6500では自撮りできるほどは回らないので、この点ではRX100より劣ります。

モバイルバッテリーでUSB充電

カメラ初心者が最もカメラを使用する時は、たぶん旅行の時でしょう。

そしてカメラ初心者は、普段カメラを頻繁に使用していないので、必要な時にバッテリーが充電されていないと言う事態が結構あるかと思います。僕もそうです。

そんな時でも、旅行の移動時間にモバイルバッテリーで充電できる、USB充電対応はカメラ初心者には必須の機能だと思います。

また、一日中撮影しているとバッテリーが心配になってきますが、モバイルバッテリーさえ持っていればいつでも充電できると言うのは、精神的に健康でいられます。

α6500ではUSB充電に加え、USB給電にも対応しているので、接続したままにしておけば、実質的に無限とも思える連続撮影が出来ます。ただカメラ使用中にはバッテリーには充電されません。

4K動画が便利

α6500は動画機能もかなり優れています。もちろん4K動画も撮れます。

4Kについては不要な人には全く不要だと思いますが、普段4Kのハンディカムで撮影している僕的には、わざわざビデオカメラを持っていくのも面倒と思った時でも、同等以上の画質で動画が撮れるので、動画に強いα6500はこの面でも便利です。

 

以上の様な理由で、僕はα6500を購入しました。

 

α6500を使ってみた感想

そこまでカメラについて熱く語れる知識も経験もないのですが、α6500を実際使ってみてRX100M3と比べてすごいと思った所を初心者なりに紹介します。

ISO12800でもそれなりに見れる

まずは画質面からですが、高感度でも結構見れます。

上の画像は和歌山にあるアドベンチャーワールドの、イルカのナイトショーを撮影した画像です。

完全に日が暮れてから、水槽にのみライトが当たっているので、かなり暗いです。

水しぶきをハッキリ撮りたかったのでシャッタースピード優先で1/800秒に設定しているため、ISO感度が12800になってしまいました。

こんな超高感度でもWEB用等の小さいサイズならノイズもそれ程目立たず、意外といけると思います。というか、十分な画質です。

RX100M3もコンデジの割にはなかなかでしたが、ここまで高感度で撮影するとさすがにノイズが目立ってしまいます。

やはり高感度撮影では1インチとAPS-Cの違いは初心者でもわかります。

グリップが持ちやすい

当たり前ですが、コンデジと違いグリップがしっかりしています。

RX100では、別売りの張り付けるタイプのグリップを装着していたのですが、指先に引っかかる程度でした。α6500の握り込めるグリップは、使っていて安心できます。

バッテリー残量が%表示

細かい事ですが、バッテリーの残量が1%刻みで表示されます。

α6500だけの特徴と言う事ではないのですが、RX100では昔の携帯電話の様に3段階表示でした。

スマホでは当たり前のように付いている機能なので、便利機能と言うよりは、無いと不便な機能です。

写真に位置情報を付加できる

スマホとBluetooth接続することで、撮影した画像にGPSの位置情報を付加できます。

これもスマホのカメラでは当たり前の事ですが、撮った写真を見返す時に便利で、僕は結構使っています。

一度ペアリングしておけば、α6500の電源をONにするだけで自動的に再接続されるので、手間もかかりません。

ただ、再接続する時に少しだけ時間がかかるので、電源ONの直後に撮影して電源OFFと言うような使い方では位置情報が付いていない写真がありました。

写真を取っている気分になれる

コンデジからミラーレスに買い替えて一番の違いは、写真を撮っている!と言う気分になれる事です。

RX100ではいくら高級コンデジとは言えコンデジには変わりありません。ただ画像を記録していると言うようなそんな感じでした。

それがミラーレスを使い始めると、芸術的な意味での写真と言うような、なんとなくそれっぽい感じの雰囲気があります。

何を言っているのか自分でもわからなくなってきましたが、要するにシャッター音だったり、操作ボタンの数だったり、カメラ本体の質感だったりで、自分でいろいろと設定を変えて撮ってみる事が多くなり、写真を撮るのが楽しくなりました。

 

まとめ

RX100M3からα6500に買い替えてみた感想の記事でした。

サイズ、重量についてはボディやレンズなどでかなり大きくなりましたが、それ以外の所では僕的には全てにおいて満足する結果でした。

レンズ沼にはまってしまわないように注意しながら使っていきたいと思います。

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