0.6M→300Mbps!So-netの遅いネット回線をIPv6 DS-Liteで爆速に

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夜間のゴールデンタイムにとんでもなく遅いSo-net。IPv6/IPoE接続に変えたら本来の光回線の速度になりました。

インターネットに詳しくない僕でもあっという間に出来たので、今回はその方法などを紹介します。

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とにかく遅いSo-net

これまで家のネット回線はJ-comを契約していたのですが、住んでいるマンション側の設備の問題で数ヶ月間不安定な状態が続き、改善の見込みが無かったのでSo-netの光コラボに変えました。

ところが、これがもう大失敗でした。

1Gの光回線なのでそれはそれは速いだろうと思っていたのですが、夜間のゴールデンタイムの速度はたったの0.6Mbps。1500分の1以下のスピードです。もう詐欺ですね。

webサイトの小さな画像ですら表示に時間がかかり、動画なんて見れたもんではありません。

さすがに不具合があるんじゃないかと思い調べてみると、同じようにゴールデンタイムに激遅になっている人がたくさんいる事がわかりました。これはSo-netに限らず、他のプロバイダでも発生している所もあるようです。

ただ平日の昼間は夜と違いスピードが出ていて、僕のところでは30Mbps程出ていました。決して高速ではありませんが、動画も問題無く見れるくらいです。

特にアクセスが集中する夜間に遅くなると言う事なのですが、もちろん僕も夜間に動画を見たいです。

なので解決策を探していると、結構簡単な方法で改善する事が出来ました。

接続方式の違い

ネット回線の速度を上げる方法の前に、まずはインターネットへどの様に接続しているのか説明します。

インターネットの知識に詳しくない人にもなるべくわかるように書いていきますが、こちら側が特殊な設定する訳ではないので、理解出来なくても大丈夫です

僕自身詳しい訳ではないので、大まかな流れだけ説明していきます。

いままでのインターネットIPv4 PPPoE接続

まずは、自宅PCやスマホからインターネットに繋がるまでの経路の説明をしますが、後述する方法でこの経路を変える事により、ネット回線を早くすると言うのが、今回のネット高速化の方法です。

  1. 現在主流のフレッツの光回線では、自宅PCやスマホからのデータは、無線LANルーターやホームゲートウェイ(ひかり電話、ひかりテレビの場合)等を通り、自宅内のOUN(NTTから貸し出されている黒い機械)に行き、そこから光ケーブルでNTTに向かいます。
  2. さらにNTT内でこれらのデータが集約装置にまとめられ、契約しているプロバイダに送られます。
  3. プロバイダはこのデータをインターネットに接続します。

以上が大雑把な経路で、この接続の方式をPPPoE接続と言います。

この経路上でデータと共に流れているIPアドレス(ネット上の住所の様な物)がv4(バージョン4)なので、IPv4 PPPoEと言います。

この接続方式の問題はNTT内の集約装置で、この装置に大量にアクセスが集まると、処理しきれなくなりネットが非常に遅くなります。

これからのインターネットIPv6 IPoE(ネイティブ)接続

先ほど説明したIPv4 PPPoE接続とは違い、NTTの集約装置を通さない新しい方式がIPv6 IPoE接続です。IPv6ネイティブ方式とも呼ばれています。

集約装置を通さずにプロバイダと直接接続できるので、現状で混雑している部分をスルーすることが出来、光回線本来の高速な接続が期待できます。

この他にもIPv6 PPPoE(トンネル方式)と言うのもありますが、これはIPアドレスがバージョン6になっただけで、特に速度の改善は望めません。

IPv6 IPoE接続の準備

今までの接続方式より断然早くなりそうなIPv6 IPoE接続に変えていくのですが、ただ単に申し込んだだけでは実は微妙なんです。

IPv6 IPoEを最大限生かせるように環境を整える必要があります。

So-netに申し込み

まずは現在のPPPoEから新しくIPoEが使えるようにSo-netに申し込む必要があります。

So-netのサイト上にはなぜかこの情報が少ないので、僕は電話で申し込みました。

この時の注意点は、必ず「IPoEのIPv6が使いたい」と伝える事です。So-netではPPPoEのIPv6は標準で使えるようになっていますが、先程も説明した様にこれでは速度が改善しません。

必ずIPoEのIPv6を使えるようにしてもらいましょう。

僕の場合、申込みから2時間程度で使えるようになりました。もちろん無料です。

DS-Lite対応ルーターが必要

IPv6 IPoEに変更してもwebサイト側がIPv6に対応していなければ、今まで通りIPv4 PPPoEで接続されます。

また、古いルーターなどIPv6パススルーに対応していない物では、全てIPv4 PPPoEになってしまいます。

現在の所IPv6の対応サイトは、GoogleやYouTubeなどごく一部で、YouTubeしか見ない場合は恩恵を受けられますが、それ以外は今まで通りくっそ遅い速度になってしまいます。

そこで、So-net非公式な方法ですが、全てのサイトをIPoEで高速に接続できる方法として、インターネット・マルチフィード㈱と言う会社が提供しているDS-Liteと言うサービスを使い、IPv4のデータをIPv6のデータ内にカプセルの様に閉じ込め通信するサービスを使います。

簡単に言うと、IPv4のサイトでも新しく申し込んだIPv6 IPoEと同じ経路で通信出来るので、全てのサイトが高速になります。

もちろんこのサービスも無料で使うことが出来ます。

ただ、So-net非公式なため、このサービス「DS-Lite」についてはサポートを受ける事はできません。IPoEを申し込んだ時も、「IPv6対応サイト以外では速度が改善されない」と説明もされました。

そしてこのサービスを使うには、DS-Liteに対応したルーターが必要です。

先程のIPv6パススルーとは違う物なので注意して下さい。

DS-Lite対応ルーターの選び方

このDS-Liteに対応しているルーターですが、サービス提供元のインターネットマルチフィードから接続確認が取れた機種が公開されています。

DS-Lite 接続確認機種情報

上記リンク先の機種以外でも接続できる物があるようですが、機種ごとの設定方法等も詳しく載っているので、この中から選ぶといいと思います。

ちなみに僕はBUFFALOのWXR-1900DHP3を使いました。

IPoEへの切り替え方

So-netの申し込みとルーターが用意出来たら、IPoE接続する準備は整いました。

インターネットの知識的な事も書きましたが、理解出来ていなくても大丈夫です。

ホームゲートウェイなしの場合

ひかり電話、ひかりTVを使っていない場合はホームゲートウェイと言う機械が付いていないので、OUNに新しいルーターを繋ぐ。これだけで切り替えが完了します。

今回僕が準備したBUFFALOルーターには「インターネット@スタート」と言う簡単にネット接続出来る機能が付いているのですが、回線がIPv6 IPoEになっていれば、繋ぐだけで設定完了してしまいます。

さらにDS-Liteについても、何もしなくても使えるように設定されます。

ホームゲートウェイありの場合

ひかり電話やひかりTVを使っている場合は、ホームゲートウェイがOUNの先に付いていて、この機械が従来のPPPoE接続をしてしまうため、これを先に無効にする必要があります。

ホームゲートウェイの取扱説明書をみて無効にして下さい。

その後ホームゲートウェイにルーターを繋ぐと、同様に全て自動で設定されます。

IPv6 IPoEに変更後の回線速度

変更前は平日昼間では30Mbps程度。20時から0時のゴールデンタイムでは0.6Mbpsと、とても光回線とは思えない速度しか出ていませんでした。スマートフォンの4G回線の方が確実に速いです。

これが変更後には、速い時は300Mbps。ゴールデンタイムでも200Mbps程は出ています。

500倍早くなった計算で、さすがここまで速くなるとは思いませんでした。

変更後はHD動画はもちろん、4K動画も止まることなく観れています。

まとめ


最近多くのプロバイダーでは、夜中にネットが極端に遅くなっているようですが、違約金などの関係で、簡単に他社に乗り換えも出来ないような状況です。

今回はSo-netのIPoE接続サービスを利用して、遅いネット回線を光本来の速度が出るように変更してみました。

僕もそうなのですが、インターネットの知識は殆どない状態でも変更することが出来ました。

  • So-netにIPoE接続を申し込む
  • DS-Lite対応ルーター接続する

上記2点だけを行えば結構簡単に超高速ネット回線手に入れられます。

So-netの回線速度で悩んでいる方は是非変更することをおすすめします。

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